💡 スフィアライトは株式会社SPREAD(東京都港区)のブランド
日本製と公式に明記されているのはRIZINGαProとRIZING3。保証は製品により1〜3年、車検の合否は光軸やレンズの状態しだいです
スフィアライト(SPHERE LIGHT)は、車とバイクのLED・HIDのブランドです。「スフィアライトは日本製?」「HID屋や日本ライティングと何が違う?」「車検は通る?」——購入前によく出るこうした疑問について、この記事ではスフィアライトの公式サイト(会社概要・製品ページ・FAQ・保証規定)と、国土交通省などの公的な基準で確かめました(2026年9月確認)。
当サイトを運営する株式会社Autodesign Cougar(神奈川県厚木市)は車両の整備にも関わっていて、LEDヘッドライトの車検についてのご相談もよく受けます。公式の記載と、公式サイトの中でも表記がそろっていない点を分けて紹介します。
※本記事にはアフィリエイト広告(A8.net)を含みます。スフィアライトは当サイトの広告主ではありません。

結論|スフィアライトの特徴
| よくある疑問 | 公式情報での答え |
|---|---|
| どこの会社? | 株式会社SPREAD(SPHERELIGHT事業部、本社:東京都港区西新橋、2006年設立)。ブランドは2009年から |
| 日本製? | RIZINGαProとRIZING3は日本製と公式FAQに明記。ほかの製品は日本製の記載なし |
| 保証は? | 製品により1〜3年(RIZINGαPro・RIZING3は3年、RIZINGα・D2/D4 LEDバルブは2年など)。不具合時は返送を待たずに新品を送る方式 |
| 車検は? | RIZINGシリーズは「車検基準に適合するよう設計」。ただし合否は光軸・配光やレンズの状態を含めて検査時に判断されると明記 |
| 日本ライティングやHID屋の製品? | いいえ。日本ライティング株式会社(兵庫県尼崎市)も、HID屋(株式会社トレーディングトレード)も別会社 |
運営会社|株式会社SPREAD
| 運営会社 | 株式会社SPREAD SPHERELIGHT(スフィアライト)事業部 |
|---|---|
| 本社 | 東京都港区西新橋一丁目18番6号 クロスオフィス内幸町1005号室 |
| 設立・資本金 | 2006年8月28日/5,000万円 |
| 事業内容 | カーパーツ開発販売事業、WEBソリューション事業 |
| 拠点 | 営業所(東京・札幌・仙台・福岡)、R&Dセンター(長野県上伊那郡中川村)、物流センター(長野県下伊那郡松川町)、広州品質管理室(中国) |
| 従業員数 | 60名(2023年2月現在) |
| 代表 | 代表取締役会長 富永朝樹/代表取締役社長 清松信吉 |
| グループ会社 | 株式会社イー・エヌ・ドゥコーポレーション(宇都宮市)、株式会社飯田丸光部品(飯田市) |
会社の設立は2006年ですが、トップページには「SPHERE LIGHT — SINCE 2009」とあり、スフィアライトというブランドは2009年に始まっています。事業内容には、カーパーツのほかにWEBソリューション事業も入っています。株式会社SPREADの沿革によると、2021年に中国法人を設立し、イー・エヌ・ドゥコーポレーションと飯田丸光部品の株式を取得しています。
本社の住所は、2022年12月の移転のお知らせでは「虎ノ門ヒルズビジネスタワー15階」となっていました。ただ、現在の会社概要と2026年6月の価格改定のお知らせはどちらも西新橋の住所なので、この記事では西新橋を本社として紹介しています。
受賞歴と出荷実績
公式サイトに載っている、日刊自動車新聞「用品大賞」の受賞歴は次のとおりです。
| 年 | 部門 | 受賞した製品 |
|---|---|---|
| 2022年 | ライトバルブ部門 | RIZING Ⅲ |
| 2023年 | 補修部品部門 | 補修用LEDバルブシリーズ |
| 2025年 | 大型車部門 | トラックテールランプ |
| 2026年 | ロングセラー部門 | RIZING α シリーズ |
このように、日刊自動車新聞の「用品大賞」では、2022年にライトバルブ部門(RIZING Ⅲ)、2026年にロングセラー部門(RIZING α シリーズ)などを受賞しています。累計の出荷数は、トップページでは「400万本以上」(2009年〜2026年9月)、RIZING αのページでは「540万セット以上」となっていて、公式サイトの中でも数字がそろっていません。
「日本製」について
公式FAQには「スフィアライトのRIZINGαProとRIZING3は日本製です」とあります。RIZING3の製品ページにも「日本の製造工場で生産を行っています」と書かれています。一方で、工場の所在地や製造元の社名は公式には書かれていません。ほかの製品(D2/D4 LEDバルブなど)に日本製の記載は見当たりませんでした。「スフィアライトの製品はすべて日本製」ではない点に注意してください。
主な製品と価格(公式ストア・税込)

| シリーズ | 明るさ(2灯合計) | 色温度 | 主な対応形状 | 価格 | 保証 |
|---|---|---|---|---|---|
| RIZING α(第4世代) | 4,200lm | 6000K/4500K/2800K | H4 Hi/Lo、H8/H9/H11/H16、H19、HB3/HB4/HIR2 | 10,890円〜(H4は12,980円) | 2年 |
| RIZING α Pro | 5,000lm | 6000K | H4 Hi/Lo、H7、H8/H9/H11/H16 | 17,600円 | 3年 |
| RIZING3(フラッグシップ) | 6,000lm | H4は6000K/4500K、H11系・HB系は6000K/2800K | H4 Hi/Lo、H8/H9/H11/H16、HB3/HB4/HIR2 | H4 29,700円、その他28,600円 | 3年 |
| 純正HID用LEDバルブ D2/D4 | 11,000lm(D1/D3系は10,000lm) | — | D2S/R、D4S/R、D1S/R、D3S/R | 20,900円〜26,800円 | 2年 |
RIZING α Proは、業務用車両(タクシー・トラックなど)や改造車両に取り付けた場合は保証の対象外です。RIZING3の「ハロゲンの4倍」は、ハロゲンランプH4の1灯(750lm)との比較です。RIZING2は在庫がなくなりしだい販売終了で、後継はRIZING3とRIZING α Proとされています。なお、2026年7月1日受注分から、RIZINGシリーズ以外の全製品が約8%前後値上げされています。
どのシリーズを選ぶ?公式の仕様から見た違い
| 重視すること | 候補 | 公式の仕様 |
|---|---|---|
| 価格を抑えたい | RIZING α | 10,890円〜、4,200lm(旧モデルの3,600lmから約17%向上)、ファンレス、保証2年 |
| 日本製・3年保証で、手ごろな価格 | RIZING α Pro | 17,600円、5,000lm・24W、6000Kのみ、FDB流体軸受ファン、ソウル半導体製の車載用LEDチップを2発搭載 |
| いちばん明るいものがほしい | RIZING3 | 28,600円〜、6,000lm・30〜31W、12V専用、寿命50,000時間、ファンレス、日本製 |
| 純正HIDの車 | D2/D4 LEDバルブ | 20,900円〜26,800円、11,000lm(D1/D3系は10,000lm)、保証2年 |
明るさ(lm)はどれも2灯合計の値です。純正HID用のD2/D4 LEDバルブには、自社で実車を測った光度の例が載っていて、4つの形状とも20,000cdを超えています(例:新品のHID 12,400cd → 20,300cd)。ただし、公式は「掲載値は測定例です…車検合格を保証するものではありません」と注記しています。RIZINGシリーズのカンデラ値は、公式サイトでは確認できませんでした。
このほか、2色切替ができるフォグ用LED、純正LEDフォグ用のパワーアップバルブ(16,000円〜、希望小売価格)、補修用LED、ウインカー、トラック用テールランプ、HIDキットなども扱っています。
保証の内容

- 保証期間:製品ページとFAQでは、RIZINGαProとRIZING3が3年、RIZINGαとD2/D4 LEDバルブが2年、補修用LEDバルブとDX T10が1年です(保証規定のページには、RIZING2を3年とする古い記述が残っています)。
- 数え方:購入日(最初の発送日か受け渡し日)から数えます。保証で交換しても、保証期間は延びません。
- 交換の方法:保証期間内の不具合は、不具合品の返送や検査を待たずに、交換用の新品を送る方式です(不具合品の返送は原則不要)。
- 対象外:交換にかかる工賃や送料などの付帯費用、不点灯で生じた損害。改造・分解・不当な修理、取扱説明書に沿わない使い方、日本国外での使用。中古品も対象外(保証は最初の購入者のみ)。
- 自分で取り付けた場合:保証の対象です。
購入先にも注意が必要です。Amazonや楽天の公式ショップで買った製品は保証の対象ですが、公式ショップ以外の非正規の出品者から買った製品は対象外です。保証書は紙からオンライン登録に移っていますが、レシートなど購入日が分かる書類があれば登録は必須ではありません。
車検は通る?公式の説明と基準
公式FAQでは、RIZINGシリーズについて「(1)十分な光量を確保し、(2)明確なカットラインを形成し、(3)色温度を6000K以下に設定しています。ただし、車検の合否は最終的に検査場や検査員の判断に委ねられます」と説明しています。製品ページにも「車検の合否は、光軸・配光やレンズ・灯具の状態など車両の状態を含めて検査時に判断されます」という注記があります。
車検で見られること(公的な基準)
- 色は白色:保安基準の細目を定める告示では、前照灯の灯光の色は白色です。2005年12月31日以前に作られた車は「白色又は淡黄色」も認められていました。そのため、2006年1月1日以降に作られた車にイエロー(2800K)をヘッドライトとして付けると、車検に通りません。スフィアライトも、2800Kはこうした車のヘッドライトには車検非対応(フォグは可)としています。
- ロービームで検査:国土交通省の案内によると、2026年8月1日から全車ロービーム計測に移行しました。ロービームの「エルボー点」が決められた範囲に入り、所定の位置での光度が1灯6,400cd以上であることなどが求められます。
- バルブとの相性やレンズの状態:国土交通省などのお知らせでは、不合格になりやすい原因として「レンズ面のくもり」「内部リフレクタの劣化」「前照灯ユニットと相性の悪いバルブに交換」を挙げています。
つまり、どのメーカーのLEDでも「付ければ必ず通る」わけではありません。交換したあとは光軸を調整し、レンズがくもっていれば手入れをしておきましょう。LEDヘッドライトの車検の考え方はHID屋のLEDは車検対応?でも詳しく解説しています。
◎ LEDに替えたあと、車検の前にチェックしたいこと
- 色は白か:2006年1月1日以降に作られた車のヘッドライトは白色のみ。2800K(イエロー)はフォグ専用と考える
- 光軸を調整したか:スフィアライトも交換後の光軸調整をすすめている
- レベリング装置の位置:国交省などのお知らせでは「レベリング装置の位置を標準状態に戻してから調整開始!」
- レンズのくもり・リフレクタの劣化:不合格になりやすい原因として公的なお知らせに挙げられている
- ロービームの光度:所定の位置で1灯6,400cd以上
なお、ロービーム計測の対象外になるのは、二輪自動車・側車付二輪、最高速度35km/h未満の大型特殊、最高速度20km/h未満の車、被牽引自動車です(近畿運輸局の資料)。また、スフィアライトのFAQの一部には「白色(6400K以下)」のようなケルビン値の記述がありますが、保安基準が定めているのは「白色」であることで、ケルビン値の規定はありません。色温度の数字だけで車検の合否が決まるわけではない点に注意してください。
HID屋・日本ライティングとの違い
LEDヘッドライトを探していると、スフィアライトと一緒に、HID屋や日本ライティングの名前をよく見かけます。3つはすべて別の会社です。
| ブランド | 運営会社 | 当サイトの関連記事 |
|---|---|---|
| スフィアライト | 株式会社SPREAD(東京都港区) | この記事 |
| HID屋 | 株式会社トレーディングトレード(本社:東京都渋谷区、直営店:練馬区) | HID屋の評判・HID屋の保証 |
| 日本ライティング | 日本ライティング株式会社(兵庫県尼崎市) | 日本ライティングとHID屋の比較 |
選ぶときは、ブランド名よりも、自分の車のバルブ形状に対応しているか、保証期間と保証の条件、明るさ(lm)の表記の条件をそろえて比べるのが確実です。LEDヘッドライト全体の比較はLEDヘッドライトおすすめ比較ランキング、H4の比較はH4 LEDヘッドライトおすすめにまとめています。
購入先
- 公式オンラインストア:11,000円(税込)以上で送料無料。平日13時までの注文は当日出荷。
- 実店舗:公式サイトで、全国の取扱店(1,191店)と取付協力店を検索できる。
- Amazon・楽天:公式ショップで買えば保証の対象。非正規の出品者からの購入は保証対象外。
初期不良(発送後30日以内の不具合)は、送料も含めて同社の負担で交換されます。お客さまの都合による交換・返品は、到着後7日以内の未使用・未開封品に限られます。公式オンラインストアの支払い方法は、カード、Apple Pay / Google Pay、Amazon Pay、代引き、銀行振込です。
| ケース | 公式の扱い |
|---|---|
| 発送後30日以内の不具合 | 初期不良として、送料を含め同社の負担で交換 |
| 保証期間内の不具合 | 不具合品の返送を待たずに交換用の新品を送付(返送は原則不要) |
| お客さま都合の交換・返品 | 到着後7日以内の未使用品・未開封品のみ |
| 非正規の出品者から購入 | 保証の対象外 |
| 中古品 | 保証の対象外(最初の購入者のみ) |
△ 買う前に注意したいこと
- Amazon・楽天では出品者がスフィアライトの公式ショップかを確かめる
- 「日本製」はRIZINGαPro・RIZING3。すべての製品が日本製ではない
- 業務用車両(タクシー・トラックなど)や改造車両に付けると保証対象外になる製品がある(RIZING α Pro)
- 交換にかかる工賃・送料などの付帯費用は保証されない
よくある質問
Q1. スフィアライトはどこの国のメーカーですか?
東京都港区に本社がある株式会社SPREADのブランドです。長野県にR&Dセンターと物流センター、中国の広州に品質管理室があります。日本製と明記されているのは、RIZINGαProとRIZING3です。
Q2. スフィアライトと日本ライティングは同じ会社ですか?
別の会社です。スフィアライトは株式会社SPREAD(東京都港区)、日本ライティングは日本ライティング株式会社(兵庫県尼崎市)が運営しています。
Q3. 車検に落ちたら保証してもらえますか?
公式には、車検の合否は光軸や灯具の状態を含めて検査時に判断されると書かれていて、製品ページやガイドは個別の検査結果を保証するものではないとされています。車検に不安がある場合は、取り付けたあとに光軸を調整し、テスター屋や整備工場で事前に確認しておくと安心です。
Q4. イエロー(2800K)はヘッドライトに使えますか?
2006年1月1日以降に作られた車のヘッドライトは白色でなければならないので、2800Kは車検に通りません。スフィアライトも、こうした車のヘッドライトには車検非対応としています。フォグランプには使えます。
Q5. 自分で取り付けても保証は受けられますか?
公式FAQでは、自分で取り付けた場合も保証の対象です。ただし、交換にかかる工賃などは保証の対象外です。また、業務用車両や改造車両に付けた場合は保証の対象外になる製品(RIZING α Pro)もあります。
Q6. 保証書をなくしても保証は受けられますか?
スフィアライトは紙の保証書を順次やめて、QRコードからのオンライン保証登録に切り替えています(2025年11月のお知らせ)。レシートなど購入日が分かる書類があれば、登録は必須ではないとされています。購入時のレシートや注文履歴は保管しておきましょう。
Q7. RIZING αとRIZING α Proは何が違いますか?
公式の仕様では、RIZING αは4,200lm・ファンレス・保証2年(10,890円〜)、RIZING α Proは5,000lm・FDB流体軸受ファン・保証3年(17,600円)です。日本製と明記されているのはRIZING α Proのほうで、色温度は6000Kのみです。
まとめ|日本製はRIZINGαPro・RIZING3。保証と車検の条件を確認して選ぶ
- スフィアライトは株式会社SPREADのブランド。HID屋・日本ライティングとは別会社。
- 日本製と明記しているのはRIZINGαProとRIZING3。保証は製品により1〜3年で、返送を待たずに新品と交換する方式。
- 「車検対応設計」でも、合否は光軸やレンズの状態しだい。2026年8月からは全車ロービーム計測。
- 保証を受けるには、公式ストアか公式ショップで買う。
※2026年9月28日時点の情報にもとづきます。出典:スフィアライト公式サイト(会社概要・特定商取引法の表記・各製品ページ・FAQ・保証規定・サポート・ロービーム確認ガイド・お知らせ)、株式会社SPREAD公式サイト、国土交通省「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示」第198条、自動車技術総合機構(審査事務規程)、国土交通省の各運輸局の前照灯検査に関するお知らせ、HID屋(特定商取引法の表記)。価格・仕様は変わることがあるので、購入前に公式サイトで確認してください。


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